9,980円と10,000円で、商品価値は変わるか?

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6. 9,980円と10,000円で、商品価値は変わるか?

9,980円と10,000円。
この違いは何でしょうか?

20円高い!
ということではありません。

商品価格として、
この値段をつけた場合、

買い手は、
どのように感じるでしょうか?

その違いは、何でしょうか。

今回は、
心理的な価格設定のお話です。 

 

端数価格にしてお得感を出す


9,800円とか、9,980円とか、
切りのよい価格ではなく、
端数をつけることで、
買い手に安さ
感じさせることができます。

10,000円よりも、
9,980円の方がお得感があるのです。

実際に20円安いから、
ということだけではありません。

買い手は、20円以上のお得感を
感じています。

心理的な動きとしては、
9,980円のような端数価格を見た時

端数を切り上げるのではなく、
“無視”します。
 

つまり、
だいたい10,000円だな、
と判断するのではなく、
だいたい9,900円だな
と思うのです。

また、 10,000円のような、
切りのいい数字と比較した場合、

「9,980円であれば、
10,000円を
越えないから
いっか!」

という、値ごろ感を持つように
なります。

実際に、アメリカで行われた
調査があります。

同じ商品で価格を変えて、
売上を調べてみました。

すると、
端数価格のほうが売上が高くなる、
という結果が出たのです。

有効な端数価格は、
99、98、79などです。

9,980円、9,800円、9,790円
といった感じですね。

買い手の心理を利用して、
売上を伸ばすなら、
端数価格にして
お得感を出すことは有効です。

キリのいい価格で、高級感を出す


端数価格とは逆に、
キリのいい価格にした場合は、
どうでしょうか。

この場合は、
同じ商品であっても、
9,980円よりは10,000円の方が
“高級感”があります。

最近は、端数価格で販売される
商品のほうが、圧倒的に多い。

そのため、すでに、
端数価格の商品を見ると、
それがお得である、
と勝手に解釈するようになっています。

ですので、 それを逆手に取って、
商品を高級に見せたければ、
キリのいい価格にするのです。

例えば、
高級腕時計を販売するとします。


・999,800円の高級腕時計

・1,000,000円の高級腕時計

値段の差は、わずか200円。

ですが、
999,800円の方はなんだか、
バーゲン品のようなイメージ
なりませんか?

たったのこれだけのことで、
買い手に与えるイメージ
全く変わってしまいます。

価格設定は購買心理から考える


9,980円と10,000円の違いを
お話しましたが、

それでは、
9,500円ではどうでしょうか?

9,980円よりも、
実際に480円安いですよね。

それなのに、
あまりお得感を感じないのでは?

これも調査の結果、
9,500円では、
あまりお得感を感じない
ということがわかっています。

これは、
9,500円の商品は、
9,500円の商品として
解釈されるからです。

つまり、
9,980円の場合とは違い、
10,000円と比較されないので、
お得感がなくなってしまうわけですね。

価格設定は、
購買心理から考える。

適当に価格をつければいい
わけではありません。

購買心理に基づいてすべきです。

価格設定ひとつで、
あなたの会社の売上が
大きく変わるからです。

あなたの商品の価格設定は、
買い手にとって、
どんな印象を受けるものに
なっていますか?

今回の記事を参考にして、
あなたの商品の価格からは
どんな印象を受けるか
考えてみてくださいね。

 

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